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塩海老ワンタン麺@蓮・墨田区森下

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Photos: 塩海老ワンタン麺@蓮・墨田区森下

Photos: ぶちにぼ+味玉@古田島・千代田区神田 Photos: ラムタンサグ@かれん・足立区北千住

手打ち 蓮(れん)
  墨田区千歳3-16-2 リブリ・イースター菊川1階

 12月上旬のオープン直後に行ったものの、それ以降は大行列店になったと聞いたので足が向かなかったが、マスクの着用が自己判断になるなど状況に変化があったのでひょっとしたらそれほど混んでいないかもと思い久しぶりに訪れた。11時20分にお店に着くと9人待ちとやはり人気ぶりは衰えていないようだ。定刻に開店すると、席数は7席で店内には待ち席が3席用意されているので、ギリギリで1巡目の客として入店することができた。前回は醤油+味玉だったので今回は塩+ワンタンの標記にした。ノーマル塩よりも250円高の1130円だが、トッピングとしてエビワンタンを選ぶと300円のため50円割り引かれている。
 入店からおよそ30分で店主さんのお母様が運んでくださった丼を見ると、スープは淡い琥珀色をしているが、これは出汁に高級干しシイタケである冬菇(どんこ)の戻し汁を加えているためその色が出ているようだ。麺は幅6~7?と幅が比較的揃った手打ち、手切りの強縮れ麺。厨房が見えないので確実かどうかは不明だが手揉み麺のような気がする。和華にもち姫をブレンドして打ったという麺はモッチモチの食感だが、一方で噛みしめるとただ軟らかいだけではなく、弾力があって比較的はっきりとした歯応えも感じられる。この麺の食感が絶大な人気の理由だ。スープは鶏ベースで豚も使われているかもしれない動物系に、食材の説明が書かれている黒板には貝柱とあったがホタテ出汁をはっきりと感じる塩スープ。前述のように冬菇の戻し汁も使われているはずだが、その風味は認識できなかった。ワンタンはぶつ切りの海老を小麦粉か片栗粉でまとめ、皮で包んで3角形に折り畳んだもの。チュルリと滑らかだが意外に皮に厚みがあり、また包んだ姿は餃子ぐらいの大きさがあるのでボリューム満点。チャーシューは脂身が付いていないモモ、片面を炙った肩ロース、両面に焦げ目がついたバラ肉の3種類。いずれもかなりの厚みがあり、それぞれ異なった食感と旨さでこれは満足感が高い。枕木状のメンマはボリボリと強めの食感で、味付けは薄めだが特有の発酵臭が軽く感じられ存在感あり。その他には茹でたホウレンソウ、ナルトに薬味の木口切り長ネギ。
 サッパリとした味わいでこれはこれで美味しいのだが、自分的にはもう少し何らかのインパクトが欲しいと感じた。そういう点では醤油の方に軍配が上がる気がする。

・お気に入り度:〇

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