柚子胡椒オイル玉@noodle art gallery Ryota Tezuka・中央区水天宮前
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noodle art gallery Ryota Tezuka
中央区日本橋人形町2-17-9
この日のメインメニューの限定麺「飛魚煮干拉麺」は麺量が140gと多くはない。この日は体調も良かったのでもう少し食べたいと思い、最近見かけることが多くなった和え玉をお願いすることにした。このお店では「変わり玉」と呼んでいて柚子胡椒オイル玉とあご煮干オイル玉の2種類があり、どちらも値段は300円で自席での現金決済。自分はメインメニューの食券を渡す際に柚子胡椒を頼んだ。和え玉は通常は油そばスタイルで提供され、軽くかき混ぜてからそのまま食べる以外にも、ラーメンスープをつけダレにしてつけ麺にしても、あるいは麺全部をラーメン丼に入れて替玉として食べるなどスープを残しておけば様々な食べ方ができる。このため、最近は人気で提供するお店も増えている。
メインメニューを食べ終えるとしばらくして配ってくれた。丼の中を見ると、そう多くはなさそうな細めの麺が香味油と塩ダレであえた油そばスタイルで、こんもりと盛られた麺の麓に当たる部分には大匙山盛1杯くらいの刻みチャーシューと、やはり同量ぐらいと思われるみじん切りタマネギ&紫タマネギが載るだけと結構シンプル。これまでの経験から、300円ならそれなりに具材が載るだろうという期待が裏切られてしまい残念。麺は緩く波打つ中細麺。細いので博多ラーメンや長浜ラーメンのような低加水麺を思い浮かべたがそうではなく、パツパツでもシコシコでもない中程度の加水率の麺で、最初に感じたプリッとした歯応えが噛んでいるうちに徐々に弱まっていくような食感だった。味付けの方は柚子胡椒特有のすがすがしい香りとほのかなピリッとした辛味が塩味とよくマッチしていて食が進む。香味油も全くクセや重さはなく、麺のくっつき防止と食べやすさを助長する潤滑油的な役割をしっかりと果しているといった印象だった。
これも自家製麺で麺量は120gくらいだろうか。半分ほどはそのまま油そばスタイルで、残り半分は少量のラーメンスープをすくったレンゲに一口分ほどの麺を載せてスープと麺を一緒に口中に吸い込むという食べ方で美味しく完食。なお、この食べ方は油そばの美味しさを残しつつつけダレ相当のラーメンスープも同時に味わいたいときに有効なやり方だと自負している。
・お気に入り度:〇
Albums: 東京のラーメン・その3
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