ヘルプ

2020_0223_150154 悲田院

写真: 2020_0223_150154 悲田院

写真: 2020_0223_150250 悲田院 写真: 2020_0223_145942 悲田院

悲田院というのは平安時代に平安京で身寄りのない子供や老人・貧しい人の面倒をみる
福祉施設の名前だったそうです。
やがて悲田院は失われましたが鎌倉時代、同じ場所に建立された天台・真言・禅・浄土の
四宗兼学の寺がこの名跡を引き継ぎ、室町時代になって御花園天皇がこの悲田院を
勅願時としたところから皇族との縁ができました。
江戸時代には高槻藩の庇護を受けて皇族とも関わりの深い現在地に移っています。

泉涌寺もまた、真言宗の寺院ではありますが、天台・真言・禅・浄土の
四宗兼学の道場でありました。
泉涌寺は後続とのかかわりの深いお寺ですが
皇族と雖もいろいろな仏教宗派に帰依している人がいて、お寺としてはあらゆる宗派への
対応が求められたことも理由です。

お気に入り (2)

2人がお気に入りに入れています

コメント (2)

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。